お寺の新聞「瑞祥(ずいしょう)

 

年間数回(不定期)発行しています。話題が時期外れの場合もございますがご容赦下さいませ、、、

令和2年1月12日(日)発行

ごあいさつ


 新年、明けましておめでとうございます。昨年も皆さまのご協力のおかげを持ちまして、無事に妙典寺を運営することができました。心より御礼申し上げます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。


今年は子(ね)歳


 今年は子歳。動物ではネズミが当てられております。ネズミは古来より、人間生活に於いては厄介な動物とされていますが、一方では大黒さまのお使いとも云われています。ネズミが現れる家は福が舞い込んでくる家なのかもしれません。

 干支は本来、動物ではなく植物の成長で意味を考える方が分かりやすいです。その意味では子歳の子は種子の子、つまり「ここから始まる」ということになります。昨年、既に改元がなされましたが、本来の令和のスタートは本年からと云っても良いでしょう。何かを始めるには良い年だと思います。


七赤金星の影響


 もう一つ、今年は七赤(しちせき)金星(きんせい)の影響を考える必要があります。

 金星ということは金属を意味します。金属と云っても種類は多様ですが、七赤ということで赤い金属を思い浮かべて下さい。代表は銅です。銅の特徴を考えてみましょう。

 金、銀、銅という順番があるように銅という金属は私たちにとって身近な金属です。古代の人々も鉄器よりも銅器の方を先に手にしています。金や銀が特別だということは想像できますが、銅は鉄に比べても手に入り易いし加工しやすい金属です。そして古代の鏡が銅鏡だったことからも頷けるように磨けば光ります。逆に手を入れなければ簡単に曇ったりサビが付いたりします。これは何を意味するのでしょうか。

 加工しやすいということは、良くも悪くも他からの影響を受け易いという事です。子歳ですから何かを始めるには良い年だと申し上げましたが、目先の感情や損得にとらわれるのは危険です。安易な行動は慎むべきです。そしてもう一つ、金属は磨けば光りますが、放っておけば曇ります。日蓮聖人は、それはまさに私たちの心の問題だと指摘しておられます。


心の鏡を磨こう


 一生成仏抄という書物の中で、日蓮聖人は次のように述べておられます。

 「私たちの心が汚れてしまうと、この世の全ても汚くなる。逆に私たちの心がきれいになれば世界も清らかになる。仏の世界とか地獄の世界とか色々と云うけれど、それは決して別々のものではなく、私たちの心次第。仏さまと私たちも、別々な存在や特別な存在ではない。例えば、鏡というものは磨けば美しく輝く。煩悩に迷う私たちの心は磨かれずに曇ってしまった鏡のようなもの。この心の鏡を磨けば、私たちも仏さまのような心になることが出来る。では、どうすれば良いのか。それは法華経の教えを心から信じて実行し、南無妙法蓮華経とお題目をお唱えすることだ」

 始まりの年だからこそ、仏さまの教えを信じて実行することが大切だと云えます。


おしらせ


 今年も地区や県で様々な行事が予定されております。皆さまのご参加をよろしくお願い申し上げます。


◆三月十日(火)

福岡地区「お題目のつどい」

 会 場 日蓮聖人銅像

 参加費 千 円


◆四月二十七日(月)

福岡県「お題目のつどい」

 会 場 日蓮聖人銅像

 参加費 三千円


◆十月六日〜七日(一泊二日)

日蓮聖人誕生の地

 千葉県誕生寺参拝と皇居へ

 参加費 六〜七万円


あらためてご案内致します。